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| 「世界最貧国」というイメージを持ってダッカに降り立つ人がまず驚くのは、建物の多さ、車の多さだろう。建設ラッシュが続くダッカの中心部ではビルが立ち並び、TOYOTAなどの日本中古車が渋滞の列を作っている。しかし同時に、ストリートチルドレンや物乞い、スラムのバラック小屋も目に付く。外国人が多い新興地区があるかと思えば、オールドダッカと呼ばれる、入り組んだ超人口密集地区もあり、富裕層と貧困層、新しいものと古いものが混在する、まさにダッカは「カオス」である。 |
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| 新市街のランドマーク、グルシャン2サークル。ホテルやカフェが林立する最も賑やかな場所だ。 |
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| ゴールドマンサックスがBRICsに続く潜在性を秘めた国とした「ネクスト11」にも名を連ねる所以でもあるのが、バングラデシュの経済を支える縫製業(ガーメント)である。近年中国におけるコスト上昇や労働者不足などを受けて、各国の企業が生産拠点を中国からバングラデシュへとシフトしつつある。ここ数年は日本企業も注目し、特にユニクロの進出は大きなインパクトになった。 |
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| 貧しい人々を対象に無担保で少額融資(マイクロクレジット)を行うグラミン銀行。その創設者ムハマド・ユヌス博士とともに2006年のノーベル平和賞を受賞した。この活動は、バングラデシュをスタートに、今や世界50カ国に拡がっている。 |
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| ここ数年でバングラデシュに増えてきたのが中流階層。縫製業で成功した人、海外出稼ぎで一財産築いてきた人など経緯は様々。彼らの購買意欲は高く、土地や家、車といった大きな買い物をする傾向にある。以前は自家用車を持っているのは富裕層に限られていたが、最近は中流階層も車を積極的に購入している。また、このクラスの奥様たちの美意識の高まりも消費に大きく貢献している。化粧品やファッションなどへの関心が高く、その情報源はお昼のメロドラマだという。 |
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| 街中で一番目立つ乗り物が、日本語の「人力車(ジンリキシャ)」が語源になっていると言われるリキシャ。短距離でも利用可能ですぐに見つかるので移動に大変便利。 |
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| BOP(Base of the Pyramid)市場(低所得者層向けのビジネス)の一大拠点でもあるバングラデシュで、全国に5000万人以上という高い普及率の携帯電話を活用したモバイルバンキングに注目が集まっている。これは少額の融資制度にも関連するもので、バングラデシュ中央銀行と各通信会社とが提携し、銀行店舗まで遠い潜在的顧客がターゲット。携帯を使ったサービス提供ができれば、農家への融資にもつながるというもので期待が高まっている。 |
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| バングラデシュでは魚と野菜を使った料理が豊富で、これを香辛料で煮た「トルカリ」と白米を一緒に食べる。 |
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| イスラム国家であるバングラデシュの女性たちの多くは、結婚したら専業主婦になる。その一方で、海外留学を経験し,欧米での企業経験を積んで戻ってくる中流以上の家庭に育った女性も多く見られるようになった。彼女たちは流暢な英語を話し、管理職に就くチャンスも多く、結婚や出産をしても仕事を辞めることはない。バングラデシュでは首相や大臣、または軍の幹部といった主要ポストに女性が就くことも珍しくないので、比較的女性に門戸が開いた国でもある。 |
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| 結婚後太る傾向にあるバングラデシュ人に人気なのが健康機器。中流以上にはジム通いをする人も見られるようになってきた。南アジア最大という商業コンプレックスも現在建設中で、そこには最新設備のフィットネスクラブがオープンする。 |
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