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| スリランカの首都はスリ・ジャヤワルダナプラ・コーッテだが、多くの人口が最大の都市コロンボ近郊に住んでいる。富裕層もコロンボ在住が多く、市内の高級住宅街でメイドや庭師、ガードマン、専属ドライバーなど多数の使用人を雇って生活している。そんな富裕層の多くが海外生活の経験をもち、現在のスリランカのトレンドセッターでもある。女性たちは明らかにローカルとは違う欧米風ファッションとヘアメイクで街を歩き、御用達の高級デパートでショッピングを楽しむ。最近ではデパートのオンラインショッピングにもはまっている。 |
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| 高級デパート「ODEL(オデール) 」のオンラインショッピング。 |
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| 富裕層を追従するスリランカの中産階級のライフスタイルにも変化が表れている。ここ1~2年で中産階級の間であっという間に普及した衛星チャンネルがヒットアイテム。照りつける日差しと排気ガスで、街を出歩くよりも基本的に自宅が一番快適な場所とも言えるスリランカでは、テレビでハリウッド映画などを見るのが中産階級の典型的な週末の過ごし方である。また、マクドナルドやKFCなどのファストフードも中産階級に人気で、週末は子ども連れで賑わっている。デパートやショッピングモールのフードコートをよく利用するのもこの層だ。 |
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| スリランカは繊維産業が盛ん。首都近郊には大きなガーメント工場がいくつもあり、欧米や日本でも人気のGAPやH&Mなどのブランド衣料が多く生産され、欧米諸国へと輸出されていく。輸出基準に満たなかった衣料品は市場に出回る。 |
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| 高学歴で社会進出が当たり前のスリランカの女性たちは、とにかくよく働く。中産階級の女性たちは一般にキャリアを積んでいることが多く、通勤は自分で車を運転。仕事を持ち、家には通いのメイドを置いて細々した家事は任せ、最近コロンボ近郊に増えているチェーン系のレストランなどで夕食をテイクアウェイ、自宅で衛星チャンネルを見ながら食事を済ますことも多い。専業主婦はというと、こちらも忙しい。朝一番に起きて家族全員のベッドまでモーニングティーを運び、その後は朝食、そして夫や子どもの弁当作り。不意の来客も多いスリランカでは、誰が来ても良いように常に多めに食事を用意しておく必要があるし、ケーキや伝統的菓子も家庭の手作りが最も良いとされる。こうした価値観は、まさに数十年前の日本にも通じるものがある。 |
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| コロンボ市内や近郊に急速に増えているのがコーヒー専門店。コーヒー1杯が270ルピー(約250円)と高いにもかかわらず、中産階級以上の若者を中心に賑わっている。実はイギリス人が始めた紅茶栽培は、もともと病害により壊滅的被害を受けたコーヒー・プランテーションの代替であるし、地理的にもコーヒーベルトに属していてコーヒーの栽培に適した気候なのである。若者を中心としたコーヒーブームが、今後スリランカの主要産業にも影響を及ぼすかも知れない。 |
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| アメリカ系の THE COFFEE BEAN AND TEA LEAF(コーヒービーン&ティーリーフ)やインド系のBARISTA(バリスタ、インド版スターバックス)などのコーヒーショップのチェーン店が多い。 |
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